顔のわかる大工が造る自然素材の家  大工高野のブログ「職人の横顔3」

箱につめられた木が並んだこの写真。

なんだか面白い景色です。

これは大工高野の自然素材の家「こもれびほーむ」の重要な工事を支える左官職人である秋山左官の漆喰を塗るコテの写真です。

実はこれで全てではありません。仕事の内容によっては現場に持ってくるものだけでももう一箱分ぐらい必要かも知れません。

この写真を見ると夕方になりホースとブラシを手に丹念にコテの掃除をしている秋山左官の姿が眼に浮かびます。

その背中、そこにあるんですよね。大切なことが。

 

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東京のお土産 自然素材の大工高野の「わき道ブログ」

自宅兼事務所の古い机の上でこの箱を見たときに「あっフランス製だ」とこぼしました。

これなんだかわかりますか?

スカイツリーのお土産なんだそうです。いやーデザインされてますねー

これ「そらまち」でしか手に入んないんだそうです。どなたか「そらまち」の正確な表記を教えて下さい。

良くまとまってます。こういう方向で行くんでしょうね。日本

また時がたってこういうスタイリッシュなのが増えると「ゆるきゃら」宜しく「ゆるおみ」なるゆるーくださいお土産が重宝されたりする日がもどるのでしょうか?まだ気が早いですが、、、

個人的にはこうゆうかっこいいものが身近にあるほうがよいと思います。

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東京の古い家から「昭和ハウス」  大工と一緒に造る自然素材の家 大工高野 

昭和の良い住宅がだんだんなくなっている今日この頃。

大工高野の近所の平屋建ての米軍ハウスもまとめて取り壊されました。

僕は個人的に「これは昭和の家だ」という自分の中にある物差しでその住宅を「昭和ハウス」と呼んでいます。

写真の建物も近所の米軍ハウスと同じ運命をたどることが決まっています。

どこか趣があり、やわらかい雰囲気を持っていると感じます。当時はどこにでもあった集合住宅なのですが壁の棟番号を示す43という数字が建物の表情を引き締めています。以外にこの数字、その番号で少しづつ受ける印象が変るのがデザインの妙だともいえます。

室内には入れないのですが数年前に同時代の同建物に入った経験だと自然素材で作られていて参考になってことを覚えています。

無垢の木材をいたるところの枠に使い壁を漆喰で仕上てある自然素材の家でした。この住宅に住んでいる方はなかなか今のベニヤハウスには住めないでしょう。そういった家です。

ブロックで造られているため直して住み続けるという判断も構造上、難しいことと思うのですが個性のない建物が増える中でその存在感を考えると寂しさを感じます。

この「昭和ハウス」今後もお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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