自然素材を使用した戸建て住宅販売・注文工事をご提案する地域工務店の大工高野建築工房

大工高野は自然素材の注文住宅を作る地域に根付いた工務店です。
お施主との打合せ、大工との現場での打合せを大切に工事を進めております。

写真はお施主との内装、電気の確認中を社員大工である落合大工が撮ったものです。
代表である高野の写真ですが少し意識してしまい笑ってしまっています。

このようにお施主と大工と営業設計をかねる代表と３人で現場を打ち合わせていく。
そのことにより多くのことに気がついたり、小さなミスを減らせたりと良い家を造っていく上で大事なことがわかってきます。

何より直接、住まいを造る大工自身がお施主の住まいに対する想いを直接、感じることが出来る、、、それこそが最も大きなことだと考えています。

大工高野の内装の仕上に大きくかかわるのが左官工事です。
写真は多摩建材工業の職方の写真です。
この多摩建材工業は大工高野のオリジナルホタテ漆喰｢シェル・プラス」の製造元でもあり、特殊な左官工事の施工技術が必要なため専門の施工業者でもあります。
大工高野にとって自然素材のプロである多摩建材工業は大事なパートナーです。

大工高野では内装の天井、壁を自然素材の家「こもれびほーむ」では全棟、標準工事として施工しております。
現在の注文住宅において天井、壁の全てに漆喰を施工するというのはいろいろな意味でそう簡単な事ではありません。
その上でなおホタテ漆喰にこだわるのは一生の時間の多くを過ごす住まいには無添加の自然素材が大事だと考えるからなのです。この考え方は食べ物と同じ考えです。

左官工事は壁紙等の工場で作られている材料に比べて技術的なことはもちろん、その職方によって大きく仕上がりが変ってくる作業です。
ですので大工高野では常に意見交換を欠かしません。
何を考えているのか、どうしたらよい工事になるのかそういった考えの共有がより大事です。そういった際にも大きく必要なことが職方の人間性だと考えます。

常にお施主の住まいのことを考えて一壁に向きあう、その姿勢に全幅の信頼を寄せています。

キッチンの施工写真です。
通常、キッチンはそのメーカー専門の取り付け業者がつけることが多いと思います。
大工高野では基本的には社員大工が取付を行います。
細部まで自社の施工にこだわることで細かい仕上がりを把握したいと考えてのことですが中には専門業者に任せることがあります。
キッチンには様々な商品があり中にはとても専門的なキッチンが少なくありません。
そういった場合は専門業者の出番です。

そういった場合でも普段、キッチンをつけているかいないかは下地工事等の付随する作業にもよい効果をもたらします。それは普段つけていない大工が気ずかないところに気がつくという点だと思います。

大工高野はなるべくお施主に対し必要な情報を説明できる工務店、大工集団でいたいと考えています。

一般的に畳のサイズはその部屋に対して均等に造られている物だと思われています。
しかし実際には１枚ずつその大きさを変える事ができます。
もちろん畳職人にとっては大変な工事ではあります。

写真のお茶室の畳もそれぞれ数センチずつ大きさを変えて造りました。
お茶室に使う畳は１枚ずつ、ひく場所によって意味がありただ「ひく」というより「あつらえる」というような感覚、考え方が必要になります。
その際に私と同じことを考えてくれる畳職人の力が必要になります。

変らない金額でありながら笑顔でこの難しい工事を納めてくれた大川畳さんに感謝すると共に良い住まいに向き合う上で心強さを感じます。
このような工事にいやな顔をする職方もいると思います。

人と人の信頼関係が良い住まいを造る最も大切なことなのだと大工高野は考えます。
そしてそこには大きな人間力が問われると感じるのです。