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小金井リフォーム 耐震リフォーム工事 大工高野

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この写真、大工高野の若い大工がやっとの思いで耐震工事を完成させようとしているところになります。大工高野の耐震リフォーム工事の考え方はバランスよく1階を揺らして地震時に起こる揺れのバランスを保つというものです。

ついでにもう一つ大工高野は若い大工を育てることに大きな労力を注いでいます。次の世代を育てることでこの地域で50年、100年と大工高野で工事をした住まいを見守り続けること、それが地元の工務店の大きな使命だと考えています。今後、もし現場で若い大工を見かけたらやさしく見守ってください。大工高野一同からお願いいたします。

ギャラリー

小金井のとある住宅兼店舗だった木造の建物。もう店舗としての役割を終えて住居にしたいとのご要望がお施主様からありました。
その際に気になっているのがこの壁一面のアルミサッシ。
耐震性に問題があると心配されたのもっともでした。

揺れは建物の弱いところにきます。そこから崩れてゆきます。
そこでこのアルミサッシを解体して壁一面を補強することにしました。

まず四方10センチ強の栂材で柱を受ける土台と柱を立てます。2間の間口に3本の柱を入れたので強度は十分です。
つなぎ目は手作業でほぞと呼ばれる加工をほどこした後、更に金物でしっかり固定をします。
またそのときに使う金物は立てに起こる(阪神淡路のときに最初に来た揺れ方。)揺れに対する地震の対応する能力のある金物を使用しています。

建てた栂の柱に対し横に檜の材料を横桟として組んでゆきます。
連結方法としてはただ、釘やビスでつけるのではなく大きな横揺れに対応できる金物を指定されているビス(ねじ)でとめてゆきます。

この状況まで補強するとこの壁が一瞬で崩れてしまうようなことはほぼないt考えられます。

この金物が横桟と栂の柱を連結している金物になります。
日本の金物メーカーである田中製の金物です。
有名な会社だとこの田中とカネシンが2大メーカーといえます。

この上に構造用の合板を張ったのですが強くしすぎると他の壁に揺れのメカニズムが襲い掛かるので、強くしすぎない計算が非常に重要になります。

耐震はとても難しいもので強くすれば良いというものでも図面を見て計算すれば正しい施工方法が見つかるというものでもないのです。

簡単な考え方をお伝えしますと強度の同じ壁が東西南北に同じ数あれば比較的バランスが良いと考えられています。

ちなみにこの壁の補強工事では補強工事のみで16万円ほどの予算をお施主様にお願いしました。それ以外に断熱工事、仕上げ工事を行います。

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