昨日の続きです。
さて、火災予防のため、新築をきっかけに
・IHクッキングヒーターを導入する
・石油暖房は用いない
・自宅内は禁煙にする
などの対策をする方は少なくありません。
確かに、それらが原因となる火災は多いのですが、
住まいには思わぬ出火原因が隠されています。
■コンセントとプラグの隙間に溜まったホコリ
冷蔵庫やテレビなど、長い間差しっぱなしにしているコンセントには
ホコリが溜まりやすいものです。
そのホコリに湿気が加わると、発火の危険性は高まります。
定期的に掃除するのは勿論ですが、
新築計画の際は、家具の後ろなど
掃除しにくい場所にコンセントを配置しないよう注意しましょう。
■日差しが当たる場所に置いた花瓶・水槽・スノードーム
水やスノードームは、虫眼鏡のように光を一点に集めます。
そこに紙やカーテンなど燃えやすいものがあると危険です。
もし、花瓶や水槽の置き場がそこしかないのなら、
日差しが当たる時間帯だけカーテンを閉めるなどの方法で
防しましょう。
■電池
電極と電極、または電極と金属類が接触した場合、
ショートして出火することがあります。
それを防ぐため、
・未使用の電池は、使用する分だけパッケージから取り出す
・使用済みの電池を捨てる際は、
セロテープやビニールテープで電極を覆う
・リサイクルマークがついた充電式電池はゴミとして捨てない
(リチウムイオン電池は特に危険)
などの対策を徹底しましょう。
次回に続きます。