打合せから足掛け数年をかけて先日、自然素材の新築住宅「お茶室のある家」が完成しました。
これから来年にかけてお庭の打合せをはじめて外溝の完成に向かっていきます。
大工高野にとって大きな挑戦でした。
京都にある公明なお茶室を造るという依頼は畳の一枚ずつの寸法からどのような取っ手が使われているのかという細部に渡って調べる、探すということの連続だったように思います。その中で大変多くのことを学ぶことが出来ました。
同時にそれは現在、大工高野に専属で工事をしている大工7人を総動員して造り上げるといった大きな挑戦でした。
今、こうしてこの写真を見ても感慨があります。造り手がここまで造った家に想いを打ち込む、、それが非常に大切だと考えます。
ちなみにこの写真にはないのですが近いうちに載せる写真には壁に湊紙という和紙が張ってあります。それが完成の写真になります。
その湊紙を張ったことで非常に引き締まった良いお茶室になりましたのでご期待下さい。